みなさま、こんにちは。
1週間前の暑さはウソのようになくなり、冬を感じさせる寒さになってきました。
さて本日金曜日は・・・!
そう!華金!ではなく!
各クラス恒例のHRの時間でした!
もしかしたら写真の撮影者の気配がなさすぎて、写真を撮ったことに気づかなかったクラスもあるかもしれません。
これだけだと、せっかくのみさこう日記、もったいないので、四方山話でも。
さて、今、私はケネス・J・ガーゲンという人の、「関係性」から人を考えてみる、という本を読んでいます。
簡単に言うと、人は、始まりとして人の思いや考えが存在するのではなく、
だれかとの関わりの中でそういうものが生まれてくる、ということです。
例えば、誰かに対して怒る、というのはその人との関係があるから、ですよね。
そして、もう少し思考を広げてみると、文化なども多くのことが人との関係の中で生まれます。
例えばピダハンという部族は風が吹いたときに、「風が吹いた」とは表現せず、
「精霊がいる」と表現します。
なぜそう表現するのかは分かりませんが、おそらくピダハンという部族の
関係からこのような表現が生まれたのでしょう。
そして大事なことは、どちらかが間違っている、あっているということではない、ということです。
これは三崎高校の生徒も同じです。
全国様々なところから、様々な背景、様々な関係をもって三崎高校に来てくれています。
それまでの関係性に従って自分を創り上げることも、まず周りの関係を知ることも、
どちらも間違っているなんてことはありません。
なにものでもなれる。
それを感じることができたら、と思います。