校長室より

令和6年度のあいさつ                               

三崎高等学校のHPをご覧いただきありがとうご ざいます。

三崎高等学校長の中井賢哉です。2年目になります。

本校は、令和6年度入学生から普通科を替えて、「社会共創科」を設置することとなりました。

「社会共創科」では、地域探究を核とした地域連携を教育課程に位置づけるとともに、新たに未咲輝ゼミを開講するなど、生徒の進路希望に応じた、個別最適な学習環境を整備することで、これまで以上に生徒の学びの自走性を高め、地域社会の創り手となるリーダーの育成を目指します。

教職員一同、情熱と誠意をもって、教育にあたる覚悟でございます。本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和6年度入学式式辞(抜粋)

さて、ただ今、本校への入学を許可いたしました五十四名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を、教職員、在校生一同、心から歓迎いたします。

皆さんは、今日から、新学科「社会共創科」の一期生として第一歩を踏み出すことになります。社会共創科では、地域連携を教育課程に位置づけるとともに、皆さんの興味・関心に応じた、個別最適な学習環境を整備することで、これまで以上に学びに対する主体性を高めます。

そこで、高校生活が始まるにあたり、皆さんに一つお願いしたいことがあります。それは、「思い切ってやり始める」ということです。

皆さんは、高校生活で勉強や部活動、探究活動などを頑張りたいと心躍らせていると思います。本校は、伊方町唯一の高校として、自然豊かな環境の中で、町や地域の方々から、様々なご支援を頂きながら、探究型・課題解決型の学びを推進しており、今年度から、地域の方々を講師とした「未咲輝ゼミ」を開講する予定です。他校では経験できない教育活動を展開し、皆さんの「やりたいこと」を応援します。是非、やりたいこと、興味・関心があることを思い切ってやり始めてください。

とにかく一歩踏み出して、やり始めることが大切です。やり始めると、考えていたことと異なり、いろいろなことが分かってきます。うまくいこうが失敗しようが、その全てが経験として蓄積され、創意工夫に繋がります。経験に勝る学習はないと私は考えています。

そうは言っても、今現在、高校生活に対して、不安な気持ちで胸が張り裂けそうで、それどころでない人もいるでしょう。大丈夫です。教職員、在校生、地域の方々が、しっかり手を差し伸べます。皆さんは勇気を出して、その手を掴んでください。

今日から始まる高校生活の主人公は、あなたです。とにかく一歩踏み出し、新しい自分にチャレンジしてみませんか。

新入生の皆さんが、たくましく成長することを心から期待して、式辞といたします。

令和六年四月九日      愛媛県立三崎高等学校長 中井 賢哉

〇一学期始業式式辞