みさこう日記

この木何の木

2022年6月29日 15時37分

四国地方でも、例年より2週間ほど短い期間で梅雨明けが宣言されました。

今日の三崎地区は曇り模様のため、気温はそこまで高くありませんでしたが、明日からは晴れの予報ということもあり、一気に夏がやってきそうです。

さて、三崎高校の校庭には数多くの樹木が植えられており、季節ごとに校内に彩を添えてくれています。

代表的なものとして、三崎高校に春の訪れを知らせてくれる「だいだい」があります。

みさこうでは、このだいだいの実を活用してマーマレード作りに取り組んでおり、八幡浜市で開催されている「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」に4年連続で出品しており、昨年度は高校生部門で金賞とベストカテゴリー賞を獲得しました。

そして、三崎高校に初夏の訪れを知らせてくれるのが「やまもも」です。

校庭には数多くのやまももの木がありますが、今年は、正門脇とグラウンド側駐車場の前の木に多くの実がなっています。

三崎高校では、2年前からこのやまももを使ってジャムなどの商品開発に取り組んできました。

きっかけは、関東から入学してきた当時の一年生が「この実って食べられますか」と聞いてきたことでした。

それまでは見向きもされずに道に落ちていたやまももですが、一躍脚光を浴びることになりました。

地元の産物を外からの視点でとらえ直すことで、新しい価値を生み出すという、まさにみさこうを象徴するできごとでした。

今年のやまももから何が生まれるのか、乞うご期待です!