70周年記念文化祭~音楽会~
2020年11月6日 12時35分10月31日と11月1日は、創立70周年記念式や記念文化祭等が行われ、三崎高校の歴史を感じる2日間でした。それでは、文化祭当日の午前中に行われた音楽会の様子をお伝えします。
音楽会は、太鼓演奏でスタートしました。3代目の「みさこう太鼓」も1年がたちました。本来ならば新規メンバーで演奏を披露する文化祭ですが、3代目の子たちにこの記念すべく大切な70周年の太鼓演奏を託しました。力強く、一生懸命さが伝わる3代目の演奏。今回も本当にすばらしい演奏をしてくれました。ありがとう。
続いて、アイ*アンサンブルのみなさんによる弦楽四重奏コンサートでした。最初の「カノン」は、卒業式での卒業証書授与で毎年流れている音楽です。「どのように演奏しているのか生徒にみてもらいたいので絶対演奏していただきたいです!」と言って演奏していただきました。素敵な音楽を奏でていただき、みんなと共有でき、幸せいっぱいのステージでした。ありがとうございました。
吹奏楽部の演奏です。今年は「70周年特別メドレー」を演奏しました。一人一人ができることを精一杯お客様に届けよう、と生徒たちなりに自分の思いを表現できたのではないかと思います。特に、フライングゲットの出だしが今までで一番良かったです!ミッキーを踊ってくれた3人の生徒のみなさん本当にありがとうございました!
合唱コンクール。「クラスのために自分ができることを一生懸命しよう」と言い続けていましたが、本当にすばらしいコンクールでした。
(11R)
(12R)
(21R)
(31R)
三上先生が、最後の講評でおっしゃっていました。
「もう少し、音程をきちんととれるともっとすてきな合唱になる」
つまり、
「もっと、周りの声をききましょう」ということなんです。
このことは、私たちへのとても深いメッセージだと思います。毎日の生活の中で、となりにいる大切な仲間と、言葉でしっかり相手の心の声を受け止めよう、聴いてあげようということだと思うのです。日常生活を振り返ってみてください。自分のことばかり考えて、つい周りを傷つけたり、自分の思い込みで勝手に色々なことを決めつけたり・・・。今は、隣にいても、携帯の文字で相手の気持ちを確かめたり、文字から相手の気持ちを推測したり、相手の声をよく聴いて思いを受け止めることが少なくなっている気がします。もちろん、正しいピッチを身に付けるには、技術的なことを習得することも大切ですが、その前にもっと大切なことを、三上先生から教えていただいたように思います。周りの仲間の声に耳を傾けて学校生活を送るだけでも、来年の合唱コンクールの響きはもっと変わると思います。技術的なピッチだけではなく、それ以上にみんなの心のピッチが合ってすてきな歌声が生まれると信じています。
すてきなクラス合唱でした。本当にありがとう。
OBの校歌は、圧巻の演奏でした!特に「れき~しも~ふか~き~」という部分は、人生の深さが声に表れていて、感動しました!本当にありがとうございました!来年は4番までいきましょう!
たくさんの方に支えられ、すてきな音楽会を行うことができました。多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
♪ちょっとうれしかったこと♪
アイ*アンサンブルのみなさんには、実は、夕方(16:15~)二名津でも演奏会をしていただきました。音楽で地域の皆様に何かできることはないかとずっと思ってきました。「三崎で奏で 未来へつなぐ 音楽の響くまちづくり」という企画を考え、わが家亭の増田さんに相談し、増田さんやスタッフの皆様のおかげで実現することができました。先着50名の整理券もすぐ完売し、たくさんの地域の方に音楽を届けることができました。いつも三崎高校を応援してくださっている増田さんをはじめ、スタッフの皆様、そして何よりも、聴きに来てくださった皆様ありがとうございました。
さてさて、この写真。教員として母校に帰ってくるとこんなうれしいこともありました。左から、菊池先生。私の高校時代の国語の先生。今のレジェンド津田先生の前に、三崎高校在籍11年という記録を持っている方です。今は川之石高校にいらっしゃいます。川之石高校吹奏楽部の副顧問をされているので、今回も文化祭に来ていただきました。左から二番目、成本先生。当時の体育の先生。そして一番右が、養護の岩井先生。私にとって、こんなうれしいこともあった70周年でした。80周年では、私の教え子とこんな写真を撮りたいな!