みさこう日記

事務室前のイヌマキ

2020年10月19日 14時49分

中間考査が終わって最初の日。返ってきた答案を手に、みんな一喜一憂しているでしょう。

2学期の後半に向け、新たな気持ちでがんばってほしいと思います。

さて、事務室前のイヌマキが、団子のようなおもしろい形の実を付けています。

イヌマキは裸子植物なので、イチョウやソテツと同じように、胚珠が膨らんで実になります。これに当たるのが先端部にある緑色の実です。ここには毒が含まれ、嘔吐や下痢を引き起こすらしいので食べないように。

赤い部分は、花の下部(花托(かたく)又は花床(かしょう)と呼ぶ)が膨らんだもので、ここは食用とすることができます。花托が膨らんで食用となる植物には、他にイチゴ、リンゴ、イチジクなどがあり、珍しいパターンではありません。

こんな実を付けることが、イヌマキにとってどんな意味があるのか、考えてみましょう。